宮崎の保育士が退職代行を使って辞めるメリット

宮崎の保育士 退職代行退職代行

2019年12月に静岡県の保育園で、保育士ら職員の6割にあたる18人が一斉に退職したというニュースをご存知でしょうか。

職場内でのパワハラなどのハラスメントを理由に、弁護士を通じて18人分の辞表が届けられ、保護者への説明会で園長ら責任者が謝罪を行ったという異例の騒動です。

一度に18人という大人数の退職と退職理由が問題になり、報じられ注目された本件。

こういったニュースにならないだけで、保育士は環境に恵まれなかった場合に抱えるストレスや不満から、退職を悩む人が非常に多い職業の一つです。

Twitterで「保育士」と入力して検索をすると、検索候補に「辞めたい」と出てくることもあります。

検索候補の上位に表示されるのは「保育士 辞めたい」で検索をする人が多いことを表しており、保育士の退職意向に関して注目度が高いことがうかがえます。

「保育士 辞めたい」のサジェスト検索

実際に検索すると職場に対する不満などが多数投稿されており、中には退職代行を使って辞める考えを示唆するものもあります。

このように、保育士の退職者・退職希望者が増加する中で、退職方法に退職代行サービスの利用・検討する人も比例して増えています。

今回は保育士が退職を考える様々な理由について説明するとともに、保育士が退職代行を使って退職するメリットとデメリットをご説明いたします。 保育士が利用するのにおすすめの退職代行の紹介もあるので、ぜひ最後までご覧ください!

保育士は意外とブラックな仕事

保育所保育士の経験年数

平成27年に厚生労働省から公開された「保育士等に関する関係資料」によると、公営・私営をあわせた常勤の保育士の退職者数は32,823人に及び、離職率は10.3%と記されています。(※調査は平成25年のものです)

引用元:保育士等に関する関係資料

保育所で働く常勤の保育士のうち、経験年数が7年以下の保育士が49.2%と全体の約半分を占めています。

経験年数2年未満以降は右肩下がりに人数が減っており、結婚や妊娠などの理由を問わず、早期退職者が多い職業だと推察できます。

なぜ、早期退職を決める保育士が多いのか、理由をいくつかご説明いたします。

パワハラやマタハラが多い

具体的には、ブログ掲載のため、写真映えするような保育をしろと要求されたり、妊娠中の保育士が欠勤した時に「つわりは病気じゃない」などと批判されたりしたとした。「日常的に人格を否定する数々の言動、常に圧力をかけられ監視されている恐怖に極度のストレスを感じた」


保育士ら18人、一斉退職へ 園長らのハラスメント訴え:朝日新聞デジタルより一部抜粋

上記は冒頭に記載した18人一斉退職のニュースから抜粋した退職理由です。
こちらのニュースのように、

  • パワーハラスメント(パワハラ)
  • セクシャルハラスメント(セクハラ)
  • マタニティハラスメント(マタハラ)

などのハラスメントを受けたことが原因で、働き続けることを苦悩しているケースはかなり多い印象を受けます。

新しい園に移ってもパワハラを受けているといった投稿もあります。
保育園内の人間関係のトラブルは、勤務地を選ばず、どこでも起こりうる可能性があるのです。

保育園内でパワハラなどが多発する理由に、一般的な企業と比べて閉鎖的な空間になりやすいことが挙げられます。

一般企業では職場内だけでなく、取引先や顧客など外部の人間と連絡を取りますし、営業職であればオフィスを出て仕事をすることもあります。

対して保育園では、職場の人間以外では園児と保護者とのやり取りのみ。クラス替えや卒園までは、職員も含めて同じ顔ぶれの中で働くことがほとんどです。
外部との関わりが極端に少ないことで、良くも悪くも人間関係が密接になり、その結果トラブルが生じやすくなってしまいます。

外部との関わりが極端に少ないことで、良くも悪くも人間関係が密接になり、その結果トラブルが生じやすくなってしまいます。

このような閉鎖的な空間・人間関係が、パワハラやセクハラを横行させる原因なのではないかと思われます。

給与が低い

保育業界で度々不満の声があがるのが、業務量に対する給与の低さです。

保育士の主な仕事内容は園児たちのお世話ですが、お見送り後に教室の清掃を行ったり、指導計画を立てたりと、雑務や事務処理などの業務もあります。

お世話を終えて残りの業務に入る頃には、勤務時間を過ぎて残業になってしまうなど、業務量は決して少なくありません。

こちらも平成27年に厚生労働省から公開された「保育士等に関する関係資料」からの引用となります。
公開された資料内に「保育士の平均賃金等について」のデータがまとめられています。

保育士の給与が低い

幼稚園教諭や看護師といった保育・福祉の職業と比較した内容ですが、216.1千円と保育士が最も現金給与額が少ない結果となっています。

保育士と幼稚園教諭などの給与比較

引用元:保育士等に関する関係資料

同ページには短時間労働者の賃金についてもまとめられています。
こちらのデータでも980円(1時間当たり)と、保育士の賃金が最も低く、保育士全体で給与の低さが目立ちます。

保育園は公費や保育料などの、政府に定められた価格で運営されています。
公定価格は園児の人数や年齢、施設の所在地によって決められているため、保育士の働きに応じて変動することはありません。

保育士の給与に関しても限られた運営資金の中から支払われているので、基本給が低く、昇給も見込みづらくなっています。
そのため、業務量に対して給与が見合わないと不満を持ったことを起因に、退職を考えるに至ってしまうようです。

子供を預かる責任の重さ

保育士として勤める人の中には「他人の子供の命を預かっている大変さ」や「自身が園児に与える影響の心配」を理由に、退職を考える人がいます。

子供が好きだからと志望して保育士になることを志す方は多いのではないかと思います。

しかし実際に園に就職して園児のお世話にあたってみると、想像以上のハードさに気力・体力(または心身)ともに疲弊してしまい、仕事を続けるかを悩んでしまう人もいるようです。

また、業務内容には保護者への対応も含まれます。
万が一、保育中に園児が怪我をしてしまった場合には、保育士は保護者への詳細な説明を求められます。

怪我をするまでの経緯を説明した上、「先生がちゃんと見ていれば怪我をしなかったのでは」といったクレームが入ってしまうことも。

いわゆるモンスターペアレントの対応に追われ、頭を痛める保育士は一定いるように見受けます。 子供を預かる責任感や、保護者との関係性の難しさに疲れてしまい、志望通りに保育士として就職ができても、辞めたいと感じる人が出てきてしまうのではないかと思います。

業務内容が思っていたのと違う

前述にあるように、保育士の業務は園児のお世話だけでなく、園内の清掃や指導計画の作成といったデスクワークがあります。

その他にも保育園には遠足や運動会、お泊り会といったイベント行事が非常に多くスケジュールに組み込まれています。

イベント行事では開催当日はもちろん、計画から事前の準備、後片付けなど当日前後の期間にも仕事があります。

園児のお世話をすることが主な仕事だと考えていた人は、実際の業務内容にギャップを感じて不満を抱き、退職を考えるケースがあるようです。

業務内容以外にも、園の保育方針が自分の考えと合わないことを理由に辞めてしまう人もいます。

保育園では各園で園児との接し方や保育中の過ごし方など、保育方針が定められています。
「見守る」ことを主に掲げる園もあれば、「支える」ことを方針にしている園もあります。 保育士のなかには、働き始めて園児たちと接することで自身の保育方針が変化する場合もありますし、保育士として根底にあることなので譲れず、園を辞める決断に至る人もいます。

宮崎での保育士の離職率は?

宮崎での保育士の離職率

引用:みやざき経済振興対策特別委員会資料(平成29年)

こちらは宮崎県ホームページにて公開されている、宮崎県と全国の離職率を比較したデータの抜粋です。

平成25年では全国の離職率を宮崎県が1.5%上回る数値となっていますが、以降は減少しており、離職率ははほぼ変わらない状態です。

宮崎県・全国ともに毎年10%前後を推移しており、宮崎県が飛び抜けて離職率が高いというわけではありません。

保育士が退職代行を使うメリット

保育士が退職代行を使うメリット

即日で退職できる

冒頭でもお伝えしたように、保育士を退職する際、退職代行サービスを利用する人が増えています。
その理由はいくつかありますが、まず挙げられるのが退職完了までのスピード感です。

保育士も一般企業と同じように民法が適用されます。
そのため、退職予定日の2週間前に退職意思を伝えれば、園側の許可を得ずとも退職が可能です。

ほとんどの退職代行サービスでは依頼を受けてから即日の対応を行っています。
依頼を受領した後、担当者が依頼者に代わって退職意思を勤務先へ伝えてくれるので、依頼して即日で退職日が決まります。

民法上で2週間後と定められているため、本来ならばその間は出勤しなければならないのですが、有給休暇を使うことで退職日まで出勤する必要がなくなります。

もし有給休暇が足りないようであれば、欠勤扱いにしてもらうことで出勤することなく退職日を迎えられます。

ハラスメントで悩む人にピッタリ

パワハラやセクハラなどのハラスメント問題を理由に退職をする場合、自ら保育園へ退職意思を伝えることに不安感を抱いていることが多いのではないかと思います。

退職代行サービスを利用することで、依頼者と勤務先の間に第三者を介して退職意思の申し入れから退職手配までを行うことができます。

退職者本人が勤務先に直接連絡する必要がないだけで、退職に対する心理的なハードルが下がります。
ハラスメントを受けて退職を言い出しづらいと感じているようであれば、退職代行を利用することで、気兼ねなく退職が可能になります。

引き止めに合わずに済む

激務に加えて勤務時間外の残業も多く、どの園でも保育士不足に悩まされています。

平成29年4月に厚生労働省が公開した資料、「保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて」内には、平成29年度末までに国全体で新たに必要となる保育人材は9万人程度と記されています。

同様のタイトルの資料が平成26年8月にも公開されており、その段階では平成29年度末までに新たに必要な保育人材は約7.4万人とあります。 約3年でおよそ1.6万人も保育人材の不足人数が増加しており、年々保育業界で保育士不足が進行していることがうかがえます。

参照:保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて(平成29年度版)
参照:保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて(平成26年度版)

人手が足りないとなると職員が辞める際、園側は引き止めを行う可能性が高くなります。

決心して退職意思を申し入れたのに、しつこく引き止められてしまい、結局辞められずに働き続ける…なんてことになってしまうかもしれません。

ですが、退職代行を介して退職意思を伝えることで、引き止めに合うのを未然に防ぐことができます。退職者本人が勤務先に直接退職意思を伝えた時に引き止めに合うのがほとんどです。

そこで第三者に依頼をして申し入れを代わってもらうことで、引き止めに合う機会そのものをなくせます。
引き止めに合う心配を解消したいのであれば、退職代行サービスを利用するのがおすすめです。

未払い賃金の支払い交渉が可能

業務に追われる保育士では、家に持ち帰って仕事をするなど、サービス残業がかさんでしまう人が非常に多い印象を受けます。

弁護士事務所による退職代行に依頼をすると、未払い賃金の支払い交渉をした上で退職することができます。

通常の退職代行でも支払って欲しい旨を伝えることは可能ですが、交渉となると非弁行為にあたるため、弁護士資格のない代行サービスでは行えません。

数ある退職代行サービスの中には弁護士事務所が運営する退職代行サービスが存在します。
弁護士資格を有した代行サービスであれば、未払いの賃金の支払いの他にも有給休暇の取得などの交渉が可能です。 退職時にサービス残業分の賃金を請求したいのであれば、弁護士事務所が運営している退職代行サービスに依頼をしてみてください。

退職代行を使うデメリットは?

費用がかかってしまう

退職代行サービスの利用料金は3~5万円前後、弁護士事務所であれば5万円~に設定されていることが多いです。

本記事の『1-2.給与が低い』にて挙げましたが、厚生労働省から公開された「保育士等に関する関係資料」のデータから、保育士の平均的な月の手取り額が約18万円であることが分かります。

手取り額から生活費などを差し引いて手元に残る額を考えると、本来無償でできる退職に3~5万円を出すことに抵抗を覚える人はいるかもしれません。

しかしハラスメント問題や引き止めなど、退職者本人が直接勤務先へ退職の申し入れをする際に起こりうるトラブルを考慮すると、退職代行を使ったほうが時間をかけず、またストレスなく確実に退職ができます。
退職代行サービスを使って退職をするメリットを考えると、利用を検討する価値はあると言えます。

退職代行を使ったことが噂にならないか不安

退職代行を利用して辞めたことで、自身の評判やその後の就職活動に影響が出るのではと不安に思い、利用に踏み切れない人もいるのではないかと思います。
個人情報保護法に基づいて、退職代行者側から依頼者の情報が漏れることはありません。

また、通常の代行サービスでは強制力はありませんが、退職代行者から勤務先へ、依頼者の親族へ連絡をしないように伝えることができます。
(※弁護士資格を有した代行サービスであれば強制力を持って伝達することが可能です)

もし自身の親族に退職代行を利用したことを知られたくないのであれば、退職代行に依頼をする際にその旨も合わせて伝えましょう。

ただし、元いた勤務先から近い地域で同業内へ転職をする場合は、人づてに話が耳に入ってしまうかもしれません。
退職代行を利用したという情報のみが知られているのであれば、利用するに至った経緯を説明することで理解を得やすくなります。

子供たちが心配

退職した保育士の中には、受け持っていた子供たちのことを思う声もあがっています。

退職代行を使うことで、勤務先へ連絡をする必要がなくなり、園長や同僚と顔を合わせることなく退職ができますが、同様に子供たちとも会えずじまいで退職することになります。
責任感の強い方だと、自身が辞めた後の子供たちのことを思って、退職の決心が揺らいでしまうこともあるようです。

とはいえ、無理をして働き続けて体調を崩しては元も子もありません。
体調不良により途中退職をするようなことになれば、今後の生活に多大なマイナス影響が生じることになりかねません。

子供たちを思うことも大切ですが、自分の置かれている状況と天秤にかけて、何が大事なのかを判断していくのがよいでしょう。

おすすめの退職代行

サービス残業の多い保育士では、弁護士事務所が運営する退職代行の利用がおすすめなのですが、利用料金が5万円~と通常の代行サービスよりも少し高い設定になっています。

給与の問題から気軽に依頼ができないようであれば、通常の代行サービスを使って退職することを推奨しています。

現在、宮崎県内では退職の代行をおこなっている弁護士事務所が少ないため、県内の弁護士事務所で代行サービスを探すのは難しくなっています。

宮崎県の保育園に勤めていて、退職代行サービスを利用したいと考えている方は、インターネットの申し込みで利用できる全国対応の退職代行がおすすめです。
地方で勤務している保育園の方におすすめの退職代行サービスをいくつかご紹介いたします。

汐留パートナーズ法律事務所

利用料金:着手金 ¥55,000 +オプション費用
相談窓口:LINE・メール
対応時間:24時間

弁護士事務所が請け負う退職代行サービス。

サービス残業などの未払い賃金の支払い交渉を退職にあわせて行いたいのであれば、こちらのような弁護士資格を有した退職代行サービスを利用しましょう。
通常の代行サービスよりも料金設定が高めですが、未払い賃金の請求で何十万円と取り戻せるケースもあるため、一度窓口に相談してみるのもいいかと思います。

退職代行 Jobs

利用料金:¥29,800(期間限定の価格 終了後は¥49,800)
相談窓口:LINE・メール・電話
対応時間:24時間

弁護士が監修する退職代行サービス。

顧問弁護士が“監修”をしているサービスのため、支払いの交渉などは対応していません。

通常の代行サービスであれば料金は3~5万円と設定されていることが多いのですが、こちらのサービスは期間限定の価格で3万円以下と、利用しやすい料金となっています。 給与の関係で退職代行の利用を悩んでいる人は、是非こちらの退職代行の利用をご検討ください。

退職代行 EXIT(イグジット)

利用料金:¥50,000(非正規は¥30,000)
相談窓口:LINE・メール・電話
対応時間:24時間

メディア掲載数業界No.1を誇る退職代行サービス。退職代行 EXIT(イグジット)

数ある退職代行サービスの中でも群を抜いた知名度で、相談件数は多い月で300件と人気の代行サービスです。
自社で公開している利用者のインタビュー記事には、幼稚園教諭の退職代行体験談も掲載されており、保育業界での実績があります。

退職代行を利用するのに不安がある方は、実績のある代行サービスの利用を検討してみるのがいいかもしれません。

まとめ

保育士が退職代行を使うことのメリットとデメリットなどをご説明してきました。
最後に改めて、退職代行利用にあたって気を付けたい点をまとめます。

  • 即日で退職日が決まり、退職まで出勤しなくていい
  • 自分で直接申し入れなくていいので最小限のストレスで退職ができる
  • 費用重視か交渉重視かによって利用する退職代行を選んで決める
  • 宮崎などの都心部以外では全国対応の代行サービスを使う

以上のことを踏まえて、退職代行の利用をご検討ください。
ご参考になりましたら幸いです!

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