失敗しない保育士転職のコツ

失敗しない保育士転職のコツ転職・就職

試験勉強や実習などを終えて資格を取得することでなれる保育士。
ですが、働く中で転職を考える人はとても多いようです。

厚生労働が実施した調査では、保育士の離職率は年間で10.3%。
私営の保育所では12.0%となっており、一定数の退職者が出ています。

参照:保育士等に関する関係資料

宮崎県で働く保育士の離職率は平成28年度の時点で9.4%で、10%前後を推移しています。
全国同様に宮崎県でも一定数の退職者が出ています。

参照:みやざき経済振興対策特別委員会

本記事をご覧いただいている方の中にも、転職をお考えの人がいるかもしれません。いざ転職活動を始めようとしても、何をすればいいのか分からなかったりしますよね。

今回の記事では、転職についてお悩みの方に寄り添い、転職に役立つ情報を発信していきます。
保育士の転職で失敗しないコツについてもご説明いたします。ぜひ最後までご覧ください!

保育士が転職を考える理由は?

保育士が転職を考える理由は?

転職をする前に、まずは転職したい理由と向き合わなければいけません。
理由について考えることで現状に抱えている不満が明確になり、求人探しの条件を挙げる手がかりになります。
転職を成功させる第一歩として、保育士が転職をしたい理由を考えてみましょう!

人間関係がよい職場に変わりたい

保育士が転職を考える理由の一つに「人間関係の悩み」が挙げられます。
どこの職業でも人間関係はあるものですが、中でも保育士は人間関係について悩みを抱えている人が多い職業です。

保育士が抱える人間関係の悩みは、大きく分けて3つあります。

保育士同士のトラブル

保育園は職員のほとんどが女性で構成されています。
厚生労働の調べでは、保育士の男女構成比は男性が6.6%、女性が93.4%。 全国平均で、保育園の職員の9割以上が女性であることが分かっています。

SNSに投稿された悩みには、同僚の保育士間のトラブルについて書かれたものが多く寄せられています。
保育園は職員や園児、保護者といった限られた人間の中で関係を築いていきます。
そのため、トラブルが続いてしまうと逃げ場がなくなってしまい、転職を考える保育士が増えているようです。
保育士同士のトラブルはどこの園でも起こる可能性があるため、転職理由に挙げられることが多いです。

保護者との人間関係

人間関係に悩む保育士の中には、保護者との関係に悩む人も多くいます。
数年前からモンスターペアレントという言葉が一般化してきていますが、保育園はその対応に追われる職場の一つです。

無理難題を依頼する保護者がいれば、かすり傷をつけたことに激昂する保護者もいます。
そういった要望や意見に理解を示しながら、問題を解決していかなければいけません。
日々の業務に加えて保護者から意見・クレーム対応を要され、疲弊して転職を考えてしまうケースは多いです。
もちろん、そういったクレーマー化する保護者ばかりではありませんが、モンスターペアレントに悩む保育士は一定数います。

園の方針

保育園では保育方針が定められていますが、自身の考える方針と合わないことを理由に、転職を考える保育士もいます。
大体の保育園が、保育方針をホームページなどで公表しているため、就職活動中に確認して方針の相違をある程度防ぐことはできます。
しかし、働くうちに保育方針に違和感を覚えていくパターンもあり、就職前に必ずしも回避できるわけではありません。

働く上で人間関係を重視する場合は、合わない環境で働くことが苦になってしまいます。
園の方針は職場の人間関係にも繋がっています。
方針が合わないことを理由に、人間関係にトラブルが生じる場合もあるため、違和感を覚えた段階で転職を考えるのは決して悪いことではありません。

お給料を上げたい

保育士で給与額が低いことに不満を抱いている人は相当数います。
厚生労働の調査によると、保育士の平均賃金は216,100円と他職業と比較すると低い印象を受けます。
「業務量に対して給料が安い」という意見も多く、給与額に対する不満は全国的に広がっています。

園によっては毎月の給与額や年間賞与額を上げることで、給料面に対する不満を軽減しようと取り組んでいます。
転職を考えることで、給与額のアップは十分に見込めるのではないかと思います。

また、2017年にスタートした「保育士等キャリアアップ研修制度」を利用することで、キャリアアップと共に給与額を引き上げることもできます。
ただし働いている施設によって制度による手当を受け取れる額は変動します。
園によっては大幅な給与額のアップとはならない可能性があるため、その点だけは注意が必要です。

給料面に対して不満を抱いている人は、制度の利用や転職を検討するのがいいでしょう。

業務内容のギャップをなくしたい

「子供が好きで保育士になった」という保育士の方は多いのではないでしょうか。
主な仕事は園児のお世話ですが、実はその他にも園内の清掃やさまざまな事務処理などの業務があります。
就職した人の中には想像していた業務と異なり、ギャップを受けることがあるかと思います。

また、園から事前に聞いていた業務配分ではないといった場合もあり、やりたい仕事を思うようにできない環境に悩み抱える保育士は多いです。
業務内容に不満を感じることで、働くモチベーションが下がってしまいます。

自分の理想と実際の仕事を近づけるために転職をしたいと思うことは決して珍しくありません。

スキルアップしたい

現場で働いているうちに、「もっとスキルアップがしたい」と感じるシーンがあります。
保育士にも、これまであまりなかった役職(ポジション)と昇格が生まれ、スキルアップへのモチベーションが高まりやすくなっています。
これは政府によって「保育士等キャリアアップ研修制度」が設定されたためです。
その他にも保育業界で役立つ資格はいくつかあり、スキルアップの手段として資格取得を考える人は多いのではないかと思います。

資格を取得するためには時間を必要としますが、忙しさから勉強をする時間が取れず、なかなかスキルアップができないと悩む人も。
なお資格を取得しても、現在の職場では活かすことができず、自身の力を発揮できないことを不満に思う場面が増えることもあります。
スキルアップを考えるにあたって、転職を検討するようになるケースは少なくありません。

保育士は転職に適した時期がある

保育士は転職に適した時期がある

保育士の転職には、適した時期があることをご存知でしょうか?
退職や転職はだれもが持っている権利であり、いつでも使うことができますが、どうせなら立つ鳥跡を濁さず可能な限りスムーズに転職がしたいですよね。
あらかじめ転職に適した時期を確認しておくことで、スムーズな転職を実現しやすくなります。
まだ悩み中という人も、事前にタイミングを知っておいて損はありません。

保育士求人が増えるのは年末年始

保育士求人が増えるのは年末年始

引用元:保育士の有効求人倍率の推移(全国)

転職をするにあたって、大事なのは求人数です。
求人数が多い時期に転職をすることで、希望した条件にマッチする求人をより見つけやすくなります。
当然求人数が少ない時期にも転職活動は可能ですが、選択肢が狭まってしまい、希望する求人を見つけることが難しくなってしまうかもしれません。
転職をするのであれば、求人数が増える時期を狙って始めてみてください。

では、保育士の求人が増える時期はいつ頃なのでしょうか?

厚生労働の調査によると、保育士の有効求人数が最も高まる期間は、例年12~2月の間であることが分かっています。
12~2月は4月の入職を目指すのに最適なタイミングでもあり、保育園側もそれを考慮して求人が増える傾向にあります。
複数の求人に応募して面接を受けることができるなど、転職先の選択肢がグッと広がる時期です。

転職を考えている保育士の方は、求人が増えるのは12~2月と覚えておきましょう。

転職活動開始は11月

求人数が多い12~2月に転職活動を活発に行いたい場合、活動は11月から始めるようにしましょう。

働きながらではなかなか時間を取ることができず、転職活動にはそれなりの時間がかかってしまいます。
自分で求人を探したり、転職サイトを利用したり。転職方法はさまざまありますが、いずれの方法でも時間が必要です。

慌ただしく転職活動を始めて、希望通りの転職ができなくなってしまうのを防ぐためにも、ゆとりを持って活動を開始するのがおすすめです。
特に転職サイトを利用する場合は、登録を11月中に終えておくと、余すことなく12月の求人紹介を受けることができます。

4月の入職を目標にするのであれば、転職活動の開始は11月から行うのがベストです。

保育士転職で失敗しないポイント

転職に最適な時期を押さえたら、次は転職で失敗しないためのポイントが大事になってきます。
せっかく時間や労力をかけて転職をしても、転職をする際に大事なポイントを押さえていないと、想像と違った職場に転職してしまうかもしれません。
後悔の少ない転職を実現するために、保育士が転職で失敗しないポイントを確認していきましょう。

希望の転職条件の優先順位を出す

転職したい理由を考えて現状の不満を明確にすることで、転職先に求める条件が挙げやすくなったかと思います。
希望の条件をいくつか出したら、次は優先順位をつけてみましょう。

「年収」や「職場環境」など、いろいろな条件がありますが、全ての条件を一番にして希望の求人を探すことは非常に難しいです。
条件を欲張って求人を探すと、「自分に合った求人が存在しない」なんてことになりかねません。

転職条件に優先順位をつけることで、自分がどのような職場を求めているのかが具体的になっていきます。
「まずは給料のアップ、次に人間関係がいいところ」というように優先順位をつけていって、不満を解決するのにどれが重要なのかを、自分でも理解するようにしましょう。

希望の転職条件に優先順位をつけることで、重要な条件だけを絞って探すことができるので、転職活動を円滑に進める効果もあります。
転職活動をするにあたって、転職条件に優先順位をつけることは欠かせない手順です。

2つ以上の転職サイトに登録する

保育士に特化した転職サイトだけでもかなりの数が存在します。
どれか一つのサイトに登録しておけばいいのでは?と思ってしまいがちですが、複数の転職サイトを使って転職活動をした方がずっと効率的なんです。

転職サイトによって公開されている情報が異なる場合があります。
Aのサイトでは掲載されていなかった情報が、Bのサイトでは公開されている…という可能性も。
複数のサイトを利用することで、一つのサイトだけでは知り得ない情報を入手できるかもしれません。

また、掲載されている求人そのものが違っていることもあります。
Aのサイトになかった求人を、Bのサイトに登録することで見れたといったこともあるため、転職活動の際は2つ以上の転職サイトに登録するようにしましょう。
なかなか自分の希望に合った求人が見つからない時は、利用しているサイトとは別のサイトを見てみるのがおすすめです。

求人票だけで判断せずにカウンセラーと話し合う

転職活動をするにあたって、手数はなるべく少ないほうが楽でいいですよね。
しかし、手数を省きたいからという理由で、求人票に掲載されている情報だけで転職先を決めてしまうのは非常にもったいないです。

ハローワークや転職サイトを利用して転職をすると、求人の紹介を受けつつ、カウンセラーに相談をすることができます。
相談をしてアドバイスを受けることで、あなたに合った求人を見つけやすくなるほか、転職に関する悩みの解消にも繋がります。
そのため、当サイトではハローワークや転職サイトなど、カウンセラーのいるサービスを利用することを推奨しています。

また、カウンセラーと話し合うことで、職場の環境や有給消化率、働いている職員の声など、求人票に載っていない情報を教えてもらえることがあります。
職場の状況を事前に知っておくと、実際に働き始めた時に「想像していた職場じゃなかった」といったギャップを生まずに、転職を成功させることができます。

求人票を見るだけでは最適な転職活動を行うのが難しい場合もあります。
転職を失敗させないために、カウンセラーと話し合うことは怠らずに、むしろ積極的に行いましょう。

できれば園見学をして職場の雰囲気を感じる

希望する転職条件と合った求人を見つけることができたら、応募の前に一度「園見学」をしておくことをおすすめします。

就職を希望する前に該当の保育園を訪問し、施設や保育の様子などを見学させてもらうことで、求人やホームページには載っていない情報を知ることができます。
園見学をすることで職場環境や保育方針を実際に感じることができる上、自分自身をアピールする機会にもなり、転職活動が有利になります。

就職希望者を対象にした見学は電話や専用のフォームから予約することが可能です。
各園の手順に従って、園見学を申し込みましょう。

園見学を行うと、自分が実際に働いた時のイメージがしやすくなります。
トラブルに繋がりやすい保育士同士の人間関係なども、見学をすることであらかじめ雰囲気が分かって、自分に合った環境か見極めることができます。
働きながらの転職活動だとなかなか時間が取れませんが、できるだけ園見学をして、職場の雰囲気を感じておきましょう。

保育士におすすめの転職サイト

転職で失敗しないポイントを押さえたら、いよいよ転職活動の始まりです。

自分で求人情報を調べたり、ハローワークを利用したり…。
いろいろな転職方法がありますが、当サイトでおすすめしているのは「転職サイトの利用」です。 転職サイトを利用すると、保育業界に精通したアドバイザーが転職者一人ひとりに合わせた対応で、求人探しや面接の調整、条件の交渉を行ってくれます。
丁寧な面談・ヒヤリングに加え、「転職をするか悩んでいる」といった相談ベースの問い合わせにも対応しています。
転職活動に関するほとんどのことを代わって行ってくれるため、初めての転職で不安な方や、働きながらでなかなか時間が取れないという人に特におすすめです。

転職サイトの多くは、一都三県だけでなく、全国に対応しています。
地方で転職をお考えの方も気軽に利用することができるのが魅力の一つです。
宮崎県にお住まいの方も、転職活動をする際には利用を検討してみてください。

当サイトおすすめの、保育業界に特化した転職サイトをいくつかご紹介いたします。
転職サイトを利用する時はぜひ参考にしていただければと思います。

保育士ワーカー

運営会社:株式会社TS工建
拠点(オフィス):全国14箇所
対応施設:-
求人数:-
宮崎県の求人数:-

楽天リサーチによって行われた調査(2017~2018年)で、30代保育士からの支持率No.1を得た転職サイト。
専任アドバイザーによる徹底サポートの元、ニーズに沿った求人紹介が受けられます。
電話面接だけでなく、希望者には直接会っての就職相談を行っています。
無理な転職を進められることがないので、転職に悩んでいるという相談ベースから申し込みが可能です。

ジョブメドレー

運営会社:株式会社メドレー
拠点(オフィス):東京
対応施設:保育園(認可・認証|認可外)・幼児教室・認定こども園・学童保育・社会福祉法人 他
求人数:約8.6万件
宮崎県の求人数:約170件

約8万件以上の豊富な求人数の中から、自分の希望に合った求人を探すことができます。
自分の手で求人を探すサーチ型の転職サイトなので、マイペースに転職活動がしたい方におすすめです。
こちらのサイトではお祝い金制度を取り入れており、サービスを利用して転職をするとボーナスを受け取ることができます。
受け取れる金額は求人によって異なります。興味がある方は、ぜひ一度利用を検討してみてください!

保育エイド

運営会社:株式会社サクシード
拠点(オフィス):東京、大阪
対応施設:-
求人数:-
宮崎県の求人数:-

女性コーディネーターが転職をサポートを行う、職場環境にスポットを当てた転職サイト。
人間関係を理由に転職をする人が多い傾向にある保育士にピッタリのコンセプトで、転職サポートを行ってくれます。
求人の質にこだわり、実際に働いている人からの口コミで、評判のいい園の紹介のみが受けられます。
現職で人間関係や残業の多さにお悩みの方におすすめのサービスです。

保育のお仕事

運営会社:株式会社ウェルクス
拠点(オフィス):全国3箇所
対応施設:(認可|認証・認定|許可外|小規模||公立)・ 幼稚園・認定こども園・病児保育・学童保育・託児所 他
求人数:約1千件
宮崎県の求人数:約100件

非公開求人多数!「保育のお仕事」
幅広い施設に対応した求人とこだわり条件の選択で、自分の希望する職場に出合うことができます。
高待遇な非公開案件の取り扱いもあり、充実した求人紹介を受けられます。
また専任のキャリアアドバイザーが面談の日程調整や合否連絡、退職手続きの方法など、連絡業務、事務手続きなどを強力にサポートしてくれます。
施設に関する情報を蓄積しているため、相談に応じてあらかじめ職場の雰囲気をうかがうことが可能です。

まとめ

保育士が転職を失敗しないコツについてご説明していきました。
最後に本記事のまとめて振り返っていきましょう。

・なぜ転職したいのか、まずは理由を考える
・転職活動を始める時期は11月から(求人数が増える12~2月に間に合わせるため)
・転職条件を挙げたら次は優先順位を出
・2つ以上の転職サイトに登録して、情報を取りこぼさないようにする
・カウンセラーに相談をしたり、園見学をしたりして、事前に職場の雰囲気を知っておく

初めての転職で不安な方も、上記の点を踏まえて、転職サイトなどを利用して転職活動に挑んでみてください!
少しでもあなたの転職の役立てれば幸いです。

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